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無敵チケット「ユーレイルパス」

フランクフルトからは、ユーロ圏内をすべて鉄道で移動する計画としました。
ユーロ圏内33か国(当時)を走る鉄道=ユーレイルに乗り放題になる「ユーレイルパス」を日本にいるうちに予約しており、どの時間の電車にも乗り放題で行けることに!
しかも、ユーレイルには1stクラスと2ndクラスの座席があるのですが、予約時に値段差が数千円しか変わらないこともあり、同行人が1stクラスのパスを予約してくれていました。
1stクラスの座席のメリットとして、席が広々としている、混雑しにくくいつでも乗れる、2ndクラスとは仕切られており防犯面で安全である、などがあげられますが、これが最高に快適でした。

ケルン大聖堂

ケルンといえば、ケルン大聖堂
ゴシック様式の代表的な教会建築で、尖塔アーチ、交差するリブヴォールト、細長い柱と内部空間が特徴ですが、やはり外から見るととんでもなく高かったです!!!

意外だったのが、ケルンの駅に隣接している点です。
大規模な教会との駅との間には、土産屋や飲食店、公園なんかがあることが多いですが、駅舎をでてすぐにそびえ立っているこの聖堂には、驚かされました…

駅が近いからか、大聖堂周りには人が多く、地元の方っぽい人でにぎわっていました。

中に入ると、まず天井の高さに圧巻されます。
構造の美しさや細部のディテールもさることながら、やはりこのスケールが石材で構成されていると考えると、さすがに震えてしまう…

ブルーダークラウス野の教会

ビーター・ズントーの建築があると聞きつけ、ケルンからタクシーで出発。
ズントーの建築には前々から非常に興味がありましたが、同行者の一人がズントーに似ているので、さすがに外せないとの話になりました(笑)
郊外のかなり遠いところに位置しているため、公共交通機関で行くことができず、やむを得ずタクシーという切り札を切ってしまいました…

運転手『これ以上は車で進めないから、歩いて行ってね。』
私「わかりました。帰りもタクシーに乗りたいので、ここで待っていてもらえますか?」
運転手『OK!チップは期待しているよ。』

そんな会話をした後、畑のあぜ道を進んでいくと、遠くにそれっぽい塔のような物体が。
間違いなく、ブルーダークラウス野の教会が目の前に!!!

しかし、ここで思いもよらぬミスが発覚。

中に入れない…

入口らしきものはあるものの、施錠されていて中に入れない。
慌ててスマホで調べてみると、開館する曜日が決まっているようで、その日開館しない日のでした

川砂利と土を、現地で育った木の型枠で固めてつくられたその建築は、内側は焼いて黒くすることで光の入りを美しく…なんて話を聞いていたので非常に残念です。

次回こそは…!

ケルンまちなか探索

そのほかにも、ケルンのまちなかをたくさん散歩しました。
いわゆる観光地、名建築と呼ばれるもの以外にも、街中には魅力的な空間や場所がたくさん!

ケルシュビール』と呼ばれるケルン独自のビールは、1杯が少なく、日本の瓶ビール用のグラスほどのサイズで、たくさんおかわりするスタイル。
コースターに店員さんが飲んだ数をチェックしてくれて、会計時に飲んだ数をカウントしていました。
お客さんが映った写真ばかりだったので、ここに載せれないのが残念です。

夜のケルン大聖堂も圧巻でした。
蛍光色にライトアップされ、まるでお城のように見える演出です。
夜の駅前にこんな建物があったらびっくりしちゃいますよね(笑)

宿泊は近くのAirbnbで、マンションの部屋の一室を貸し切るタイプでしたが、各室にシャワーブースがあるのが非常によかったです!
やはり部屋を部分的に借りるタイプは安くて助かります。

次はデュッセルドルフへ。
つづく。

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