目次

アルプス山脈を越えて

名残惜しくもヴェネツィアを後にして、目指すはドイツ・フランクフルト!
縦断と言いながらも、 イタリア~ドイツ間には 立ちはだかる大きすぎる壁が。
そう、アルプスの山々である。
高校の世界史の先生が、「一説では、アルプス山脈はイタリア半島がユーラシア大陸に衝突した際にできた山脈と言われている。」と教えてくれた記憶を思い出しました。

ヴェネツィア・テッセラ空港からフランクフルト・アム・マイン空港まで、行き方はいくつかありますが、時間もかからず費用も抑えられる、ルフトハンザドイツ航空で移動しました。
EURO間の移動のため入国審査はスムーズで、費用も日本円で1万円未満に抑えました!
時期によっては、5,000円前後で行ける時もあるみたいなので参考までに♪
ただ、荷物の重量制限はかなり厳しく、同行の友人は数kgオーバーしただけで別荷物扱いで追加料金を徴収されていました…

EUROレイルパスを事前に購入していたため、余裕の電車移動。
兎にも角にもまずは荷物を置く、ということで予約していたAirbnbへ。

今回の宿は、マンションの各部屋を1グループ1部屋で借りる雑居タイプ。
鍵はあるものの、盗難が怖いなーと思いつつ念のため荷物をワイヤーで家具に固定!(よくやります)

ドイツ情報通信博物館

全く訪れる予定はありませんでしたが、川沿いを歩いていると目に入ったのが、ドイツ情報通信博物館
博物館自体の建築の外観と、ガラス越しに垣間見える面白そうな展示たちに惹かれ、急遽入館することにしました。

案の定、館内には興味深い展示たちが!
ドイツの通信技術の歴史を辿ることのできる、非常に勉強になる展示物が多い一方、その見せ方もすごい!
ダイヤル式の電話とそのコードを用いて造られた羊、運搬に使われていたであろうドイツ車。
中身がわからなくても展示だけで楽しめて、入ってよかったと思えました!

ドイツ建築博物館

フランクフルトを訪れた目的の一番の場所、ドイツ建築博物館
フランクフルトやその他の都市の建築を精巧な模型にして展示しており、そのプレゼンボードも一緒に展示されていました。
実際の建築物の模型が多いため、模型と実物の感じ方の違いなんかも考えながら見学することができました。
特に、建築物以外の模型表現としてコンタ(地盤模型)や植栽の表現方法は、初めて見るものが多く、表現の幅が広がるような気がしました。

フランクフルトでフランクフルト

街中の探索が一段落すると、やはりドイツらしくビールを求める私たちがいました。
ということで、飲食店が集い、フランクフルトで最も有名な広場、レーマー広場へ!
広場を囲むように各レストランが店を出しており、どこに入るか迷ってしまします。
フランクフルトということで、やはりソーセージを中心に肉類を注文すると、ザワークラウトと呼ばれるキャベツの酢漬けがどの料理にも添えられていて、これがまたおいしい…
ビールが進むこと進むこと…

マイン川散歩

ライン川に続く河川、マイン川。
フランクフルトの街を貫通しており、都市空間は川とともにある言っても過言ではありません。
リバーサイドには遊歩道と芝生が整備されており、豊かな親水空間となっていました。
天気が良く、広場では上裸で日光浴を楽しむ人々がいて、「海外だなあ…」と感じるなど。
夜もライトアップされており、景観的にも防犯的にも考慮されていて、歩くこと自体が楽しめるような、そんな都市でした。

ケルン編へと続く。

スポンサーリンク