いよいよドイツの首都、ベルリンへ。
ベルリン中央駅に鉄道で到着後、ここでもAirbnbのマンションを1室予約していたので、荷物を置いていざまちなか探索へ!

目次

リバーサイド日光浴

ベルリン中央駅から徒歩ですぐ、シュプレー川沿いの風景が目に入ります。
リバーサイドがきれい整備されているのが印象的で、観光船や買い物客が多くにぎわっていました。
シュプレーボーゲン・パークと呼ばれるこの広場は、時期によって様々なイベント開催の場としても活用されているそうです。

特に、川に面して整然と並べられたベンチで日光浴を楽しむ人々の姿に目を奪われ、思わずカメラをパシャリ。
こんな休日をすごせたらなぁ…と感じつつも、目的地を目指してシュプレー川を後にしました。

ドームを抱えた国会議事堂

シュプレー川を越えてすぐ、最初の目的地のドイツ国会議事堂が目に入ります。
議事堂の基盤自体はどの国でも見られるような石造りの厳かな構造体ですが、やはり特筆すべきはトップに位置するドーム状のガラスの造作物

設計はノーマン・フォスターで、屋上のガラスのドームは一般公開されており、事前予約がないと混雑していて入れませんでした。
ノーマン・フォスターといえば、ガラスを用いた局面ファサードの建築を得意とするイメージですが、その代表作ともいえるのがこの議事堂上のドームです。

高さ23.5m、幅40m、重さなんと300tもの巨大な構造体のその姿には圧倒されます。

ドームの内部は螺旋状のスロープで構成されており、建築学生がイメージスタディーのスケッチで描いたものがそのまま建築化したような、夢のある建築でした。
バリアフリーへの考慮が建築に必携となるこの時代に、あえて車いすや高齢者に厳しくも、デザインを重視したイメージを感じ取りました。

建築学生の原点=バウハウス

ベルリン中央駅から、ついに建築学生ならだれもが知るバウハウス・アーカイブへ!
1919年に設立されたバウハウスは、建築を含む芸術を学ぶ学校であり、かのグロピウスミース・ファン・デル・ローエも校長を務めた建築英才教育機関です。
そのアーカイブ施設として残るこの建物では、バウハウスの歴史の中で残されてきた数々の建築・家具作品が展示されています。

『バウハウスが今も開校されていたら、絶対留学してたわ~』
「いや、人気過ぎて入学できんやろ(笑)」

特徴的な外観をもつ校舎以外にも、宿舎として利用されていた棟なども含めると、意外と敷地は広かったです。
館内は建築模型やファニチャーなどが展示されており、建築学生の心をくすぐる内容でした。
ミュージアムショップも充実しており、同行者たちは物珍しさに爆買いしておりました(笑)

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