ジャイプル郊外、建物がピンク色で、街並みもピンクに揃ったエリアがあると聞き、運転手に連れて行ってもらいました。

やはり郊外に近づくにつれ、観光客も減り、未舗装の道路も多く、露店商や物乞いも多くなる印象でした。
が、同じ車で移動し続けられる私にとっては全く問題になりませんでした!

目次

ピンク・シティの街並み

ピンク色の建物が数多く位置するエリアで一番大きくて目立つ「ハワー・マハル」へとやってきました。
写真の角度からも分かるかもしれませんが、広い敷地の中に建物があるのではなく、道路に面してファサードが聳え立っているため、見上げるながらその高さを実感しました。
世界遺産であるジャンタル・マンタルの隣にある宮殿史蹟で、窓周りの装飾も精巧に作られており、美しかったです。
別名「風の宮殿」とも呼ばれ、953もの窓があるために風通しが非常に良いそうです。
また、宮廷内の女官からは外の様子が見やすく、外からは見にくい作りになっています。

ピンク・シティと呼ばれるこのエリアには、他の建物も同様のピンク色をしており、ある意味テーマパークの中にいるかのような感じもしました。

明らかにアジア人の風貌をしている私を見るや否や、露店商はお土産や食べ物を売りつけようとしつこく話しかけてきました。
インド人運転手からも「現地の露店では物を買っちゃいけないよ!」と強く念押しされていたので、高い値下げ交渉力と強靭なメンタルを持ち合わせている人でない限りは、通り過ぎるのが吉ですね(笑)

野良犬や物乞いも各所いたので、警戒心を怠らず歩みを進めておりました。

マハーラージャの暮らす宮殿

続いては、ハワー・マハルやジャンタル・マンタルに隣接している「シティ・パレス」を探索しました。
偉大な王を意味する「マハーラージャ」が現在も住んでいるの話でしたが、やはりお目にかかることはできませんでした(笑)

建物は基本的にどれもピンク色で、ほとんどの施設に立ち入ることができました。
ピンク色の荘厳な内部空間では多くの観光客が写真を撮っており、中には歴代のマハーラージャが所持していた武器も展示されていました。
基本的にすべて大理石で作られているため、時間がたっても風化していく様子もなく、王宮らしい永久的な美しさがありました。

同じシティ・パレス内の写真ですが、綺麗に撮れたので是非見てください(笑)

現地インド人運転手との絆

同じ運転手がずっと担当してくださっていたため、運転手も各都市で宿泊する必要があり、夕食を共にすることに。
現地の人が食べるようなものを食べたい!と注文してみると、タンドリーチキンウイスキーボトルが出されました。

『インドでのウイスキーの飲み方を知っているかい?』
「知らないです!飲み方とかあるんですか?」
『ウイスキー1:水9で割って、薄めのものを一気に飲むんだ。』

かなり薄い割り方をするんだなと思って見ていましたが、薄くて量のあるものを一気に飲み干すのがインド流だそう。
ウイスキーはイギリス産の市販品で、馴染みのある味でした。
タンドリーチキンも美味しかったです!

酔った運転手は、突然奥さんとテレビ電話を始めて、お子さんとも話していて微笑ましかったです。酔っ払いでしたが(笑)
こんな姿を私に見せてくれているのも、少しずつ打ち解けれくれているのかな…と感じられて嬉しかったです!

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