サンフランシスコからラスベガスへと移動。
到着後もラスベガスを楽しむことなく、アメリカ西海岸渡航の目的の一つであるグランドキャニオン国立公園を目指します!

目次

バスで向かうグランドキャニオン

ラスベガス発の日帰りバスツアーを事前に予約していたので、夜明け前には集合してバスに乗り込みます。
観光客もちらほら見られましたが、そのほとんどは現地のアメリカ人のようでした。
かのルーズベルト大統領も「すべてのアメリカ人は生涯に一度、グランドキャニオンを訪れるべき」と発言するほどのアメリカが誇る大自然の産物を一目見ようと、国内旅行も盛んなようです。

バスツアーにはツアーガイドも添乗しており、グランドキャニオンについての話だけでなく、アメリカ独立の話から、最近のガイドさんの日常生活の話まで、自由奔放に面白おかしく色々話してくださり非常に楽しかったです!

ラスベガスの市街地を抜けると広大な荒野が広がっており、窓からはアメリカ大陸の広大さを感じることができました。

世界的にも有名なフーバーダム

グランドキャニオンに至るまではかなりの長距離移動になるため、途中の観光名所にも寄り道してくれました。
その一つが、世界的にも有名なダム「フーバーダムHoover Dam)」です。
その規模や建設規模は世界有数のもので、アメリカ人では知らない人はいない程の、超有名観光地になっています。

その貯水量は約400億トン、なんと日本国内のすべてのダムの貯水量の総量を上回るもので、100年近くも前に建設されてものだそう。
ダムでは水力発電も行われており、周辺の3州(ネバダ州、カリフォルニア州、アリゾナ州)の電力を全て賄ってしまう程だそうです。

あらゆるスケールが桁違いで、驚かされる他ありません。

アメリカ文化の醸成地

シカゴとサンタモニカを結ぶ、アメリカ長距離移動の要として、様々なアメリカ文化を育んできた「ルート66」 。
既に廃線されてこそいますが、映画の舞台になったり、実際にバイクや車で大陸横断をする人がいたり、国内でもっとも名の知れた国道の一つです。

途中、ルート66沿いの休憩・宿泊エリアの一つである、セリグマンと呼ばれるエリアに立ち寄りました。
我々のバスツアー参加者以外にも観光客がちらほら見られ、各々食事や記念撮影を楽しんでいました。
クラシックカーも並べられており、好きな人には堪らないエリアなのではないでしょうか。
映画『カーズ』の舞台でもあります!

ここを最後の休憩地点として、いざ、グランドキャニオンへ向かいます!

自然地形の総本山

いよいよ到着。
集合場所と時間だけ知らされ、グランドキャニオン国立公園の散策路に沿って大自然の雄大な景色を満喫します。

グランドキャニオン国立公園は非常に広い範囲を指すのですが、最もメジャーな見どころである「サウスリム」を探索しました。
「ノースリム」や、その他「アンテロープキャニオン」や「モニュメントバレー」も訪れたい場合は、一泊二日以上の時間が必要なツアーとなる場合が多いので、事前に調べておきましょう。

以降は、雄大な大自然の写真ですので、説明はなくともその魅力が伝わるはずです…!

天気も良く、地肌の、自然の、空のを鮮明に目にすることができ、言葉を失ってしまいます。
自己責任ですが、絶壁の際まで行くことができるので、記念撮影をしている人が数多くいます。
いや、気持ちがいいですよね…。

雄大な地形と生態系

長い年月をかけて出来上がった自然の産物ということで、地層の構成地形や水脈の分布など、建築性には堪らない展示物も所々の休憩所で目にすることができました。

所々に樹木のあるエリアもあり、野生のリスなんかも見られます。
かなり人間慣れしていますが(笑)

遠近感がおかしくなりそうな程、地平線まで広がる広大なグランドキャニオン。
一生に一度は訪れておくべきではないでしょうか。

疲労困憊の帰路

大自然を散策した後の帰路、充実した一日の終わりは疲れがたまっているせいかバス移動のほとんどを寝て過ごしてしましました。
夕焼けの荒野は、朝見たものとはまた見え方が異なるので、また魅力的です。

暗くなってもまだ到着しないため、恰幅の良いバスガイドが、現地のハンバーガーチェーン「In-N-Out Burger」に立ち寄ってくれました。
一日の終わりのハンバーガーは、かなり美味しく感じました。

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