コロナが落ち着き、ワクチン接種さえしていれば陰性証明なしで自由に海外渡航できるようになった2022年秋、円安の逆境はあるものの、旅行者が少ない今がチャンスとここぞとばかりに『ギリシャ』、『トルコ』旅行を画策。

目次

アテネ国際空港から市内へ

アテネ国際空港から出ると、すぐにバス停にたどり着くことができました。
行先ごとに乗り場は分かれていましたが、シンタグマ広場行きはX95の路線で、乗り場の目の前にあるチケット売り場で乗車券を購入できました。
現金のみの支払いなので注意は必要ですが、片道€5.5と良心的な価格で、片道1時間弱ある市内までを快適に移動することができます。

時刻表をご覧いただいて分かる通り、エアポートバスは24時間運行しており、深夜の空港の離発着でも問題なく観光することができるのは非常に助かります!

買ったチケットは乗車時に専用のセンサーにタッチする必要があるのでお気を付けください。

シンタグマ広場

シンタグマ広場』にバスで到着すると、ちょうど目の前の『無名戦士の墓』の前に無数の観光客が押し寄せていました。
何かな?と思って近づいてみると、週に一度の大規模な衛兵交代がのパフォーマンスが!
人が多すぎて前まで行けず、写真も上手く撮れませんでしたが、一律に統制の取れた美しい衛兵たちの動きは、初見の私には圧巻でした…かっこいい…

パルテノン神殿を望む街

ホテルに荷物を置いたら、いざパルテノン神殿へ!
アクロポリスは小高い丘の上にあるので、市内からも目立ちます。
遠目にパルテノン神殿を見ながら、白壁の建物の多いアテネの街並みを散策します。

観光地としての賑わいを感じる飲食店も立ち並ぶ一方で、青空の似合う白やカラフルな建物の中を通り抜けるにも楽しいです。
ネコもよく見かけましたが、どの子も絵になるかわいさがありました!

まずはアクロポリスの丘に向かいます。
アテネ市内の遺跡を複数周りたい場合は、『共通チケット』がおすすめです。
パルテノン神殿のあるアクロポリスの丘ローマン・アゴラ古代アゴラハドリアヌスの図書館など、いくつもの遺跡を1回ずつ見れるチケットで、€30で買えました。
必見のアクロポリスの丘もだけでも€20ですし、それぞれの遺跡も近くて回りやすいので、ぜひ検討してみてください。

神々の聖地・パルテノン神殿

入場ゲートをくぐると、遺跡までの道のりをひたすら歩きます。
遺跡群なので、頂上のパルテノン神殿以外にも多くの遺跡があり、一つ一つに重厚感と歴史の重みを感じられます。

中腹にある『デュオニューソス劇場』は、中央に向かって座席が下がったステージ場の遺跡であり、現在はライブや各種パフォーマンスの場としても使われているんだとか。
遺跡を見るものとして楽しむだけでなく、実際に使う・体験することのできる遺跡はアテネならではですね。

頂上にたどり着くと、突然目の前に多数の石柱が現れます。
やはり遺跡の一番の見どころとあって、観光客がかなりいました。
10月上旬のハイシーズン終わりでしたが、天気も良くてまだまだ観光の波は強かったです。

画像や歴史の教科書でしか見たことのなかったパルテノン神殿が目の前に!
建築学生であれば柱様式として『ドーリア式』『イオニア式』『コリント式』の3つの柱を必ず覚えたはず!
そしてパルテノン神殿はドーリア式。力強くシンプルな柱が、最古の柱様式の建物であることを感じさせてくれます。
丘の上にあるので広い青空を感じることができ、地面は白い岩肌をしており、白と青のコントラストが美しく、どこを切り取っても絵になります!

神殿の中には入れませんが、限りなく近くまで柱を見上げることもできます。
見たこともない角度の神殿なので、神秘的というより圧倒的でした…
繰り返しになってしまいますが、こんなに青の似合う場所ってないですよ。

ツアー客を含む観光客が非常に多いので撮影スポットは少し並ぶ場合もありますが、気軽に写真を撮り合ったりできるのでいいスポットでした!
国庫や聖堂など、色々な用途で使われてきたパルテノン神殿ですが、ギリシャ神話の神々を彷彿とさせる雰囲気すらありました。
ギリシャ神話の予習していてよかった…笑

光り輝くパルテノン神殿

パルテノン神殿は夜になるとライトアップされます。
(さすがアテネ、パルテノン神殿の魅せ方を分かっている…)宿泊していたホテルの屋上から神殿が見えたのですが、城壁ごとライトアップしていて、遠くからでもその神々しさが感じ取れました。

近くて見ても遠くから見ても、アテネ観光の目玉としての存在感は圧倒的だったので、これは見逃せないです。

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